Dr.ワイリー考

性懲りもなくキャラクター考。
今日は我らが天才科学者ワイリー博士。









Dr.ワイリー
その過激な言動でロボット学会を追放された天才科学者。
彼の造ったロボットは個性的かつ人間味あふれる者が多いです(ゲーム・漫画設定より)。誰もが創造主を絶対としていないところから、彼はロボットに3原則をインプットしていないと考えられます。それどころか、ロボットの自由度の高さから忠誠度を高めに設定&口頭命令のみで、コマンドをインプットしていないとさえ考えられます。
彼は自分の作ったロボットを愛しており、彼らに自由と人格を与えております。
資金さえあれば完璧なロボットを作れるということになっています。
そして、現に彼にはそれだけの能力がありますが、彼は十分な資金力があってもそれをやろうとはしません。
そこが個々の個性を尊重する彼のこだわりです。

彼は多大な借金があるということですが、実際にそれほど金銭的に困窮しているわけではありません。
借金が減らないのは「返さないから」という単純な理由です。
彼自身はシリーズ通して住処を一定としていないので、資金を貸した側も「借金<<彼を探す費用」となることを恐れて彼を追及しようとしないのではないでしょうか。
または「借金=まっとうな金融機関から借りた物」のみでそれ以外の借金は普通に払えているとか。
彼はいわゆる天才科学者。
発明の特許化・開発したものを売ることで十分に潤沢な資金を得ていると考えられます。
名義なんていくらでも変えられるでしょうし、彼が犯罪者だろうがなんだろうが、その技術を欲しがる企業はゴマンといるでしょう。
もしかしたら様々な企業から秘密裏に契約を持ちかけられているかもしれません。
実際に彼は本家5以降本家6までの間に財団を立ち上げ、世界中の科学者・ロボット研究団体に資金援助までしています。
ので、資金は十分すぎるほどあると考えていいでしょう。
ただ、研究者気質なんで生活を顧みず、ロボット開発にはお金を掛けていても自身の生活は適当&質素だとか。

気が向いたら書き足すかも。

 


追記分(日記より)↓

ちなみに、日常では彼は大抵研究室に篭っているか出かけています。
出かけているのは主に材料の調達や市・闇市の視察(何か面白いもの・情報はないか)、情報の収集・商談のため。
行き先を言わないのは、商談・取引が公式ではなく秘密裏に行われている企業との取引だからです。
これが彼の研究資金源です。また、たまに資金運用もしていたり。
実はかなりデキる人だったり。



そんなこんなで、彼は現在もせっせとロボットの開発に勤しんでいます。


 

追記分(10月5日 日記より)↓

ワイリー博士考の2回目です。
というか、今回は博士自身というよりも研究者としての彼を考えていきたいと思います。

まず、設定(Wikiより抜粋)として↓
その気になれば弱点の無い完璧なロボットを造れるらしいのだが、資金不足のうえに莫大な借金があるため、永久に造ることができない。

とあります。
しかし、この点に関して「完璧なロボットを作れる技術を持つが、資金不足で作製できない」という風に書いてあります。
しかし、前述したとおり、彼は財団を立ち上げたり、その腕一つで何体ものロボットを製作していることから、潤沢な資金がありと考えられます。
では、なぜ彼は「完璧なロボットを作れない」のか。

それは彼が「科学者」であるからだと考えます。
受け売りですが、「科学者は完全を求め完全を嫌う」といわれます。
科学者とは完全を求める探究者。
彼らが常に求めるのは完璧な存在です。完璧を求めるために彼らが存在すると言っていいでしょう。
しかし、そんな彼らが理想である「完璧」を達成してしまったら。
サイエンティストには何も残りません。名誉や金ならいくらでも手に入るかもしれませんが、その時点で彼らは科学者でも研究者でもなくなってしまうでしょう。なぜなら、もう彼らが探求すべきものは世界のどこを探しても「ない」からです。

自身の求める完全を見つけてしまったら、彼らは考えることを辞めるでしょう。
もう何も探求しなくなるでしょう。
だから、研究者は「かつての理想」「かつて自身の考えた完全」を達しても、それを完全だとはしません。
それよりも「さらに完全な物」「現在の理想」を求めます。
研究者が言う「完全」とは常に一定のものではなく、彼の研究とともに高みへと移行されていく目標なのです。

私の考えるワイリー博士は完全を追及する研究者です。
毎回毎回素晴らしいロボットを生み出します。
しかし、新しい技術を手にいれるたびに、彼の考える完璧なロボットは進化し、その理想との距離は縮まることはないのではないでしょうか。



さらに現実的考察。

弱点のないロボットを作ってしまったら、もし何かあった場合に自身でも対処できなくなってしまうので、無敵のロボットを作るのはかなり危険なことだということを彼は知っていると思います。
なので、完全な存在を作らない、っていうのもあると思います。



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Dr.ワイリー考

日記ログより「Dr.ワイリー考」。
彼の私生活。彼の潤沢な資金はどこから来ているのか。
勝手にいろいろ想像してみました。
実際に、あれだけの技術力があれば企業側は放っておかないかと。




 

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2008.09.15/10.05 仮想と妄想の狭間。クロ.. c

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