ロボットの食事考

ロボットの食事







ロボットも食事をすることができます。

しかし、それは人間と同様に吸収できるor食物からエネルギーを摂取できるというわけではありません。
彼らは食物を経口摂取→体内で燃焼させています。
物によっては燃焼によってエネルギーを得ることができますが、そうでなく。燃焼によってエネルギーがマイナスになる場合もあります。
(これは人間でもありうることなので、不自然ではありませんが。例:セロリは消化のためのエネルギー>得られるエネルギー)
ですが、彼らは人間同様のシステムを持っているわけではないので、やはり食物から得られるエネルギーはE缶や太陽エネルギーから得られるエネルギー量の足元にも及ばないでしょう。

つまり、彼らが食物を食べるのは完全に娯楽のためです。
必要ないけど食べる。
やはり人間社会で生活するにあたっては、食事をすることのできるだけの機構を持っていることも必要となるでしょう。


味覚に関してですが、彼らにも有っていいと思います。
五感は危険察知(毒見やガス爆発察知の際には嗅覚や味覚は必要です)にも使うものですから、備わっていても不思議ではないでしょう。
家庭用ロボットは料理もするわけですしね。
まぁ、調理を役割の一つとしているような家庭用ロボットほど素晴らしい味覚はないかもしれませんが、自身の好みを形成し、食事の味を区別するだけのものはあってもいいかと思われます。

また、食物などの異物を体内に取り込む機構があってもいいでしょう。
というのも、身体に口や鼻などの穴があいているため、水中に入れば水や異物が穴から体内に入る可能性もありますし、それ以外の何かの際に穴に異物が入ってしまう事もあるでしょう。
その時は、すぐにでもそれを吐きだすか、体内でことを解決しないといけないでしょう。
ならば、体内に入ってしまったものを処理する機構があると考えるのは基本です。
そこにさらにエネルギー獲得を視野に入れるのだったら、燃焼が一番効率的ではずれがないかと思われます。
なので、うちのナンバーズはみんな異物を取り込むことができ(食事することができ)、それを燃焼して処理することができます。

たぶん、燃焼によって出てきた水分は蒸発によって体外へ、残存物はメンテナンスの際に取り出しているのかと思います。
まぁ、残存物+水分(水蒸気化)を足して、自ら体外排出機構(つまりは肛門とかから出す)を持っていてもいいですが……
私個人としては燃焼後の残存物を体外に排出しているというのがあまり想像できませんし、
第一、残存物は排出出来るほど形があり滑らかな状態ではないと思われ、更に排出するために管に蠕動機能を付けるのは技術的にかなり高度です。
なので、メンテナンスの際に取り出すほうがいいかなぁとか思っていたり。



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ロボットの食事設定

日記ログより「ロボットの食事設定」。
別名「物語中でロボットに食事をさせている際の言い訳」。せこせこ独りで考えておりました。
でも、それだけでなくとも、本当にロックマン世界のロボットと同じようなロボットが人間社会に入るのなら、
これくらいの食事ができる機構はあってもいいかと。




 

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2008.09.21 仮想と妄想の狭間。クロ.. c

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